Giuseppe Concone
(1801年9月12日 - 1861年6月1日)

ジュゼッペ・コンコーネ(Paolo Giuseppe Gioacchino Concone, 1801-1861)は、イタリアの作曲家。トリノ出身。1837年からパリで声楽教師として活躍するが、1848年の革命を機にトリノへ帰郷し、王立礼拝堂のオルガニストやサルディーニャ王宮の楽長を務めた。

コンコーネは、今日でも幅広く用いられている《50の声楽レッスン Op.9》（いわゆる「コンコーネ50番」）をはじめとする声楽練習曲集のほか、ピアノ練習曲、歌曲などを残した。歌劇も2作手掛けている：《サン・ミケーレのエピソード Un episodio del San Michele》(1836)、《グラツィエラ Graziella》(未上演)。

作曲家名の別表記：

Joseph Concone

作品番号	タイトル
Op.30	20の歌唱的練習曲 20 Études chantantes
Op.50	夜の物語 Contes de la Veillée