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Élie-Miriam Delaborde
(1839年2月7日 - 1913年12月9日)

エリ=ミリアム・ドラボルド(Élie-Miriam Delaborde, 1839-1913)は、フランスのピアニスト・作曲家。パリ出身。C.V.アルカンの私生児であったといわれている。ドラボルドは、そのアルカンから、5歳の頃より音楽の指導を受け始めた。リセ・ボナパルト(lycée Bonaparte)で学び、バカロレアを取得した後は、ドイツ方面へ旅立ち、ベルリンやヴァイマール、ライプツィヒ、ドレスデンといった都市で研鑽を積んだ。1873年には、パリ音楽院の教授に就任している。

ドラボルドは、傑出したヴィルトゥオーゾであり、とりわけ、メカニズムの確実さや堅固な様式において抜きん出ていたという。作曲家としては、多作ではなかったが、ピアノ曲の他、歌劇《マルタン先生 Maître Martin》および《王妃は眠る La Reine dort》、序曲《アッティラ Attila》、ピアノ五重奏曲、歌曲などの作品がある。

作曲家名の別表記: Eraïm-Miriam Delaborde
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