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Paul Henrion
(1819年7月20日 - 1901年10月24日)
Paul Henrion

IMSLP Petrucci Music Library より 加工・転載

ポール・アンリオン(Paul Henrion, 1819-1901)は、フランスの作曲家。パリ出身。11歳の時に兄の時計工房の徒弟となるが長くは続かず、郊外の劇場での出演の申し出を受け、それから地方の小さな町々でも舞台に立った。4年に及ぶ放浪期間を経てパリに戻り、その頃から音楽を学び始めた。アンリ・カール(Henri Karr, 1784-1842)にピアノを師事し、盲目のオルガニスト、モンクトー(Pierre François Moncouteau, 1805-1871)に和声法を師事した。

1840年には、歌曲作曲家としてデビュー。ロマンス《一日 Un jour》の成功によって流行の作曲家となり、生涯で1000曲を超える歌曲を残すこととなった。

アンリオンは、《ドナウ川での出会い Une rencontre dans le Danube》(1854)、《クラリネット奏者の羨望 Une envie de clarinette》(1871)、《愛ゆえの歌手 La chanteuse par amour》(1877)等のオペレッタも手掛けたが、歌曲のような成功を収めることはできなかった。また、彼はピアノのための小品も残している。Charlesmagneという筆名でも作品を出版した。

作品番号タイトル
Op.26夕べ, 夜想曲
Le soir, Nocturne
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