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Eugène Ketterer
(1831年7月7日 - 1870年12月18日)

ウジェーヌ・ケトレール(Eugène Ketterer, 1831-1870)は、フランスのピアニスト・作曲家。ルーアン出身。パリ音楽院でマルモンテルに師事し、選抜試験では、1847年にソルフェージュで二等賞、1852年にピアノで第一次席賞を獲得している。その後、コンサート・ピアニストとして活躍するが、1870年、普仏戦争のパリ包囲の渦中、天然痘の発作により亡くなった。

ケトレールは、300点ほどの作品を残したが、その大部分が軽妙なサロン小品や歌劇等の主題に基づく幻想曲といったピアノ曲で、当時の大衆の高い支持を集めた。他には、A.エルマンなどの作曲家と共作したピアノとヴァイオリンのための二重奏曲、デュランと共作したピアノとハーモニウムのための二重奏曲などがある。

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