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Eduard Marxsen
(1806年7月23日 - 1887年11月18日)
Eduard Marxsen
IMSLP Petrucci Music Library より 加工・転載

エドゥアルト・マルクスゼン(Eduard Marxsen, 1806-1887)は、ドイツのピアニスト・作曲家。アルトナ近郊ニーンシュテッテン(Nienstädten)出身。オルガニストであった父から音楽の手ほどきを受ける。彼は、聖職者になることを望まれていたが、フェティスによれば、18歳の時に初めて観た歌劇に感銘を受けて音楽の道に進む決心したという

それから、彼はハンブルクでクラージング(Johann Heinrich Clasing, 1779-1829)に師事し、1830年には父の死を機にウィーンを訪れ、ザイフリートの下で対位法、ボックレットの下でピアノを学んだ。その後、ハンブルクに戻って開いた演奏会で成功を収め、以来、同地に定住して作曲家及びピアノ教師として活動した。ブラームスも彼の教え子の一人であった。1875年には王室音楽監督の称号を授かっている。1887年にアルトナで没す。

マルクスゼンは、70ほどの作品を残しており、ピアノ曲の他、交響曲、序曲、管弦楽のための性格的音画《ベートーヴェンの影》、歌曲などがある。

  1. F.J. Fétis 『Biographie universelle des musiciens』 第6巻 p.13
作曲家名の別表記: Edouard Marxsen
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