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Wilhelm Taubert
(1811年3月23日 - 1891年1月7日)

ヴィルヘルム・タウベルト(Carl Gottfried Wilhelm Taubert, 1811-1891)は、ドイツのピアニスト・作曲家・指揮者。軍事関係の役人の息子としてベルリンに生まれ、A.ナイトハルトの下で最初の音楽教育を受けた。その後、L.ベルガーにピアノ、B.クラインに作曲を師事。1827年から1830年にかけてはベルリン大学で勉学に励んでいる。

タウベルトは、1831年にベルリン宮廷演奏会の副指揮者および伴奏者となった。1834年にはベルリン芸術アカデミーの会員に選定され、1875年に音楽部門の総長に就任している。1842年にはベルリン王立歌劇場の指揮者となった。1845年には宮廷指揮者に任命され、1869年までその地位に就き、その後も主席指揮者として1883年まで宮廷楽団を率いている。

作品は、歌劇や付随音楽、カンタータ、交響曲、協奏曲、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲などあらゆるジャンルに亘っており、その数は作品番号にして200以上に及んでいる。初期の器楽曲や歌曲はメンデルスゾーンからも好意的な評価を受けたという。

作曲家名の別表記Guillaume Taubert
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