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Rudolf Willmers
(1821年10月31日 - 1878年8月24日)

ルドルフ・ヴィルマース(Heinrich Rudolf Willmers, 1821-1878)は、ドイツ(あるいはデンマーク)のピアニスト・作曲家。ベルリン出身(コペンハーゲン生まれとする説もある)。ヴァイマールでフンメルにピアノを師事。1836年にはデッサウへ行きシュナイダーの下で作曲を学んだ。

1838年から、ヴィルマースは数々演奏旅行を実施し、ヴィルトゥオーゾとして成功を収めた。ドイツ北部、スウェーデン、ノルウェー、デンマークなどを訪れ、1853年にはウィーンに定住している。1864年にはシュテルン音楽院の教授として招聘されベルリンに居を移したが、1866年には健康不良のためその職を辞し、ウィーンへ戻ることとなった。1878年、ヴィルマースは突如精神障害に陥って病院へ運ばれ、程なくして世を去った。

ヴィルマースは、作品番号にして138に上る作品を残した。その多くはピアノ曲であるが、他には、ピアノ四重奏曲(Op.85)やヴァイオリン・ソナタ(Opp.11, 94)等を手掛けている。演奏家としては、トリルの技巧において並び立つ者がいなかったという。

作曲家名の別表記:Rudolph Willmers、Rodolphe Willmers
作品番号タイトル
Op.28 2つの演奏会用練習曲
2 Etudes de Concert
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